糸井貫二木版画展|パンフレット

糸井貫二木版画展|パンフレット

¥500

品 名|「糸井貫二木版画展」パンフレット
サイズ|A4 4ページ
言 語|日本語
テキスト|三上満良(ダダカン連/元宮城県美術館副館長)
発行日| 2022年10月12日
デザイン|成田圭祐
発 行|一般社団法人戦後芸術資料保存
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展覧会概要|
1960年代にパフォーマンス活動を展開した糸井貫二は、当時から"ダダカン"と呼称され、仙台を地盤としながらも、全国的に知られる存在でした。
糸井はパフォーマンス活動を始める直前の50年代末頃から、木版画や俳句・詩を作成し、それらは自身の企画した個展や俳句俳石の同人誌等で発表されています。
終生にわたった句作や、一時期作成された木版画は、糸井の仙台-大森(東京)-中津(大分)にわたる生活の中から生みだされました。これらは、禅そしてダダイズムへの関心、ならびに1960年代以降のパフォーマンス活動へと向かっていった糸井の活動を念頭に置いた場合、そのオーソドックスともいえる表現技法からやや意外な印象を鑑賞者へあたえるかもしれません。しかし、糸井の日常における思想と実践を探る糸口として今後の研究が期待されます。
本展では、糸井の1950年代末からの表現活動とその稀有な精神性について、そして当時の表現者たちのネットワークといった戦後前衛芸術の動向について、手元に残された自作の木版画や資料から探ります。

会期|2022.10.12水曜 -22土曜 月曜休廊
会場|ギャラリー ターンアラウンド(仙台)
主催 |ダダカン連、一般社団法人 戦後芸術資料保存
共催 |ターンアラウンド
特別協力|糸井義朗
協力|天野清子、翁ひろみ、愛知県美術館、一般社団法人NOOK、JSPS科研費 JP21H00499

作家情報|糸井貫二/ダダカン
1920年東京生まれ。10歳の頃に叔父からダダイズムの話を聞き興味をもつ。戦時中は徴用により筑豊で坑内採炭に従事。1945年、熊本特車部隊に入隊し、鹿児島で終戦を迎える。中学時代から器械体操部に所属し、戦後の第1回国民体育大会に出場。その後九州の炭鉱や東京の倉庫会社に作業員として勤務しながら独学で作品を制作し、1951年に銀座フォルムで初個展を開催。同年の第3回読売アンデパンダン展に《たまご》(彫刻)を出品。1952年に両親が住む仙台に移住、また54年には東京都大森に転居。以後、仙台と東京、父母の故郷である大分県を拠点として活動する。1958年、第10回読売アンデパンダン展に出品。以後同展には最後の15回展まで毎回出品(ただし14回展は作品が撤去される)。1960年から大分県中津にて3回の個展を開催。また1960年代に入ってからは、造形作品だけでなく、行為としての芸術「ハプニング」(パフォーマンス)を各地の前衛芸術家たちと展開し、その名を"ダダカン"として知られるようになる。2021年、仙台にて101歳で永眠。
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